京都・イノダコーヒのモーニングは混雑する？母娘で静かに楽しむ憧れの老舗喫茶店

京都の朝はイノダコーヒから。モーニングの混雑を避けてゆったり過ごす

憧れの「イノダコーヒ」のモーニング。

70代母と巡る京都紅葉の旅。早朝に京都に行くと決まった時に絶対に本店に朝ごはんを食べに行こう！と心に決めていました。

「イノダコーヒ」は、京都を代表する老舗喫茶。モーニングメニューは特に人気で、「混雑がすごい」「並ばないと入れない」といった噂も聞いていました。

実際はどんな様子だったのか、混雑を避ける方法はあるのか？行って感じた事をご紹介します。

この記事は2024年11月に訪れた時のものです。最新情報は各施設の公式HPをご参照ください。

イノダコーヒとは？京都の地元民に愛される老舗喫茶

昭和15年創業のイノダコーヒ本店。お店に一歩入った瞬間からその美しさに圧倒されてしまいました。
ちなみにですが、店名を『イノダコーヒー』と思い込んでいたのですが、『イノダコーヒ』が正解。珈琲を「コーヒ」と呼んでいたことに由来するそうです。
大阪のレトロビルをビルディングではなくビルヂングと呼ぶ事にキュンと来る人間にはたまらんこだわりです。

お店の外観は町屋造りですが、店内はまるで違う世界。アンティークな家具とクラシカルな雰囲気。ワクワクが止まりませんが、ここはお淑やかに。
店内にはどこか穏やかで落ち着いた空気が終始流れていました。居心地が良い。

席に案内されて周りを見渡した時に、お客さんの半分くらいが常連さんかな？という雰囲気を感じました。
佇まいとかスタッフの方とのフランクなやり取りとかが、かっこいいんです。
「京都の朝はイノダコーヒの香りから」のキャッチコピーの通り、お店の存在が地元の人の日常に溶け込んでいるのを感じました。
観光客だけでなく、地元の常連さんにも愛されているお店。来れてよかった

人気のモーニング「京の朝食セット」

もうメニューは決めていました。
「京の朝食」1830円(税込)
バターのジワッとしみたクロワッサン。
ふわふわのスクランブルエッグ。
シャキシャキのサラダにジューシーなハム。
オレンジジュースともう一つドリンクが選べるセットです。

目にも楽しくて美味しい。朝から心もお腹も満腹すぎるくらい満腹で幸せでした。

母には少し量が多かったらしいのですが、美味しそうなメニューが他にもあるので、そちらを選んでみても良かったかもしれません。
モーニングは開店から11時まで。

本店・三条店・ポルタ店の混雑状況を比較

イノダコーヒは京都に本店のほか、三条店や四条支店、コーヒーサロン支店、ポルタ支店、八条口支店など複数店舗があります。
本店より比較的空いているので、ご自身の予定に合わせて、行きやすいお店でモーニングを楽しむのもお勧め。

それでもやはり本店に行きたい！
でも混雑は避けたい！
そんな時は開店直後が狙い目です。

私達は本店に7時半少し前に到着したのですが、お店に到着するまでに続々と人が入って行くのが見えてかなりドキドキしました。(次に乗るバスの時間が決まっていて、あまり時間が無かったので…)

紅葉の時期に行ったにも関わらず、平日の開店直後という条件が幸いしたのか、到着すると待つ事なく案内して頂きました。ざっと店内を見た感じ、8割くらいは席が埋まっていたと思います。

まとめ：ゆったりと楽しく京都らしい朝を味わおう

人気のイノダコーヒのモーニング。心地よい朝食時間を楽しむ３つのポイントをまとめてみました。

京都旅行の始まりをイノダコーヒの香り高い一杯と豪華な朝食で始める。きっと忘れられない一日になります。