GWの予定を何も立てないままお休みが始まりとうとう最後の晴天日。
(最終日は大雨の予報)
勿体無さすぎると急遽、藤で有名な白毫寺へ出掛ける事にしました。
早めに出る予定がモロモロの準備でちょっと早めに出るに変わったけど、良いお天気のなか新緑に囲まれながら山道をクネクネとご機嫌に走り抜けて行きます。
山に自生する藤を見つけながら今から見にいく藤棚の美しさを想像し、更にウキウキが止まりません。
目的地の最寄り町に着いた頃から車がジョジョに増えていき、ゆるい列になり始めました。
この列について行けば到着するわー。
と助手席の宿命であるナビ係から引退し、町の様子を眺める事に専念します。
良いお天気とGWにしては暑いせいか大きな道の駅は観光客と車で溢れ、それと反比例するかのように町中ではあまり人を見かけず。
たまに遠くにある田んぼで作業されている人達が見えます。
田植えの時期です。
折角のお休みの日をお邪魔してます。
そんな気分になりながら、ゆるりと車が進んで行きます。
そしてとうとうピタリと止まりました。

お久しぶりの 渋滞
普段出来る限り人混みを避けるような予定を立てるので渋滞にハマる事が殆どなく、なんとなく懐かしささえ感じてしまいます。
目的地までどれくらいの距離が残っているのか分からないままノロノロと楽しく進んでは止まり進んでは止まるを繰り返します。
それにしても本当に良いお天気です。

2キロ程度を約1時間半かけて目的地に到着。250台ほど収容できる駐車場があるそうなので、人気の程が想像出来ます。
まずは本堂をお参りして藤棚のある広場へ。
長く長い九尺の藤棚は広場と山の傾斜にも一部植えられていて、2段で迫力ある美しい紫を咲かせていました。
藤のシャワーと言った感じです。
すでに多くの人が思い思いに写真を撮り、出店で美味しいモノを買い込んでいます。
私たちも涼を取るためアイスを買います。少し疲れてたみたいで甘いものが沁みました。

ピッカピカのお天気の中、空の青、藤の紫、芝生の緑が初夏に入った事を告げるように鮮やかに発色しています。
藤棚を外から内から気の済むまで写真を撮って大満足で終了。
実は正直に言うと藤よりもお寺の雰囲気の方が好みで、境内をウロウロと散策しながら清涼な空気を心ゆくまで吸い込んでいました。
深い自然に囲まれた本堂、歴史ある建築物、圧倒的な透明感の池、ゆったりと優雅に泳ぐ鯉。
リフレッシュ感がすごい!

紅葉の時期も美しいらしいので、またぜひその頃に訪たいと思っています。
さてさてGWの旅は白毫寺を離れ、もう少し北上し福知山市まで進みます。