70代の母と関西万博を満喫!万博を楽しく周る実体験レポートと疲れ対策

70代の母と関西万博を満喫!万博を楽しく周る実体験レポートと疲れ対策

母との万博2人旅。
突然万博に行ってみたい!と言い出した母。夕方券を利用して大阪・関西万博へ行ってきました。

人も多いし暑い。そんな中で高齢の母と無理なく全力で楽しんで来ました。大満足で過ごした様子を楽しんで頂けたらと思います。

事前準備の様子はこちらの紹介しています。
参考にして頂けたら嬉しいです。

この記事は2025年5月のものです。最新情報は各施設の公式HPをご参照ください。

目次

トワイライトキャンペーンで夜の万博を楽しむ

準備が9割!70代母と40代娘で行く大阪・関西万博

今回、万博に行くにあたって夕方券にしようと決めていました。
理由は暑さを回避するためと母の体力を考慮して。

17時に入って21時まで楽しんだとしても4時間。充分な時間です。
行く日を楽しみに待っていたら、なんと”トワイライトキャンペーン”が始まり夕方券が16時から入場出来るという朗報が!やったー!

70代の母と関西万博を満喫!万博を楽しく周る実体験レポートと疲れ対策

仕事を早上がりして行ったので残念ながら16時入場には間に合いませんでしたが、中途半端な時間に着いたので、ほぼ待たずに入る事が出来ました。

準備していたQRコードを入れたキーホルダーをささっと出しピッとスマートに入場。
順調です。

ミャクミャク様のお出迎えで一気に万博モードへ

70代の母と関西万博を満喫!万博を楽しく周る実体験レポートと疲れ対策

入ってすぐに見える近未来的な大きいパビリオン。
三つ指で出迎えてくれるミャクミャク像。
迫り来る大屋根リング。
2人ともテンションが上がりっぱなしです。
入場口すぐにある大きなローソンですら気になって仕方がない。

全力で楽しむために小腹を満たすって結構大事

準備が9割!70代母と40代娘で行く大阪・関西万博

お茶を忘れたと言う母のためにローソンへ。
いつものローソンとは違う品揃えと商品の充実っぷりにテンションが益々上がる2人。
出た時はなぜかカツサンドも握りしめていました。笑

でもこれ声を大にして言いたいのですが、小腹を満たしておくって大事!
食べたい物が混雑や売り切れ等で買えない事もあります。そんな時でもエネルギー不足にもならないしイライラも防げます。

お酒以外は飲食の持ち込みが出来るので、何か持って行く事をお勧めです。

直感で楽しむ!パビリオンの周り方

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さてさて準備も整ったので本格的に万博巡りです!
気になっていたパビリオンは沢山あったのですが、いざ行ってみるとすごい行列で怯んでしまいました。

ペルー館

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比較的入りやすそうに見えたペルー館。
一度は行ってみたいと思っていたマチュピチュを疑似体験です。

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映像で見る豊かな自然や高地ならではの暮らしや文化。
ますます行きたくなりました。

30分待ち時間とありましたが見終わって会場を出たくらいが30分でした。
あれ?思ったよりスムーズに周れるかもとテンションも上がってきます。

空飛ぶクルマステーション

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ここには展示されている空飛ぶクルマに乗って記念写真を撮る列とそれを横目に見ながら会場内の展示を見る列とがありました。

入口では2つの列の違いがよく分からなくて進んでいる方に並んだのですが、どうやら横目に見る方の列だったみたいです。

70代の母と関西万博を満喫!万博を楽しく周る実体験レポートと疲れ対策

私達は空飛ぶクルマの横の通路を歩きながら、
記念写真を撮るために嬉しそうに空飛ぶクルマに乗り込む親子を眺め、
展示されている車の概要を読み、
空飛ぶクルマでミャクミャク人形を持って満面の笑みを浮かべるおじさん達を見て、
会場に映し出された空飛ぶクルマの離着陸の様子に感心し、
スタッフさんに「はーい!撮りますよー」と言う声に羨ましさを感じ
やっぱり記念撮影出来る列に並び直そう!と勇んで外に出ました。

が、入る時よりずらっと長くなった列に、ちょっと心折れてしまい、充分写真撮ったから次行こうかーと進む事にしました。

アメリカ館

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大人気のアメリカ館を通り過ぎ

ベトナム館

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出来たばっかりのベトナム館を通り過ぎ

アラブ首長国連邦館

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ラクダのミルクなるものが飲めるとSNSで知り是非飲んでみたい!と母とウキウキで行きました。

ですがレストランの場所が分からず、まずは会場を楽しもうと中へ。

乾燥させたヤシの葉を束ねて作った「アルダアン」で作られた巨大な柱が大迫力です。
でも気持ちはミルクに行ったまま。笑

会場を周っているうちにレストランが見えてきました。
どうやらレストランは外からしか入れないみたいです。

外に回ると会場横にある細い通路があり、入口に続いています。

写真でパッケージを見てテイクアウト出来ると思っていたのですが、オーダー出来る所が分からず。予約しているパビリオンの時間も迫って来ていたので、結局諦める事にしました。

うーん。無念。

カナダ館

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お隣のカナダ館を通り過ぎ

ポルトガル館

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絶対!本場のエッグタルトが食べたい!と言う私の熱望でポルトガル館のテイクアウトの列に並びます。

並びながらエッグタルトが売り切れているかもと言う声がチラホラ。

ええー!
いやいや、諦めきれないっ。と並び続けて自分達の番に!
売り切れでした。

予定にはなかったのですが、折角並んだのでポルトガルご飯を本日の夕食にする事にします。

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ビファナボックス
・ジューシー豚肉サンド
・バカリャウ(干し鱈)のコロッケ
・オリーブ
・ひよこ豆とオニオンのマリネ

なるほどー。異国の味はこんな感じなのね。と味わって食べているとどこからともなくギターの調べが。
ふとパビリオンを見上げるとギターの演奏が始まっていました。

夕暮れのまったりとした雰囲気の中、ポルトガル料理に舌鼓を打ちながらポルトガルギターを楽しむ。素敵な時間でした。

母、迷子になる!えっ?私が迷子なの?

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自由に歩く母を隠し撮り

素敵な雰囲気の中、夕飯を終えると唯一予約の取れたパソナ館の予約時間が迫っていました。

「急ぐよー」と立ち上がり、少し離れた所にあるゴミ箱にゴミを捨てて振り返ると…。
母が居ない。
えっ嘘でしょっ!?
周辺をクルクル探してみますが、居ない。

電話してみます。
「いまどこー?」
なぜか逆に聞かれます。

説明されても母がどこに居るのかさっぱり分からないので、ポルトガル館で待ち合わせる事にしました。
自由人の母は気になるものを見つけると(今回は水辺が見えて写真を撮りたくなったそうです。)こんな感じでよく消えるのです。まったく。

パソナパビリオンで未来の技術に感動

本当に予約時間に間に合わなくなりそうなので、ぷりぷり怒りながら小走りで移動し、ギリギリで間に合ったパソナ館。
列に並ぶとすぐに入場が始まりました。
パソナ館のコンセプトは「いのち、ありがとう」

生命進化の樹

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いのちの歴史トンネル

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『iPS心臓』展示

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NATUREVERSEショー

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70代の母と関西万博を満喫!万博を楽しく周る実体験レポートと疲れ対策

楽しかった!すごかったです!
iPS心臓を見れた事も感動的でした。
映像も分かりやすくショーも凝っていて、まさしく未来を体感してきました!

どこから見てもすごい水上ショー

70代の母と関西万博を満喫!万博を楽しく周る実体験レポートと疲れ対策

パソナ館を出ると日がとっぷりと暮れていました。

ライトアップされた大屋根リングが美しい。
念願の屋根へ上がります。
エスカレーターで上に運ばれている間もワクワクが止まりません。

ライトアップされた万博会場を一望し、本当に広くて規模の大きい万博だったんだなと改めて思い、来てよかったなぁーと感じました。
ふと遠くて水上ショーが始まっている事に気づきました。

70代の母と関西万博を満喫!万博を楽しく周る実体験レポートと疲れ対策

水上ショーの近くはすごい人です。
なるべく近くで見てみようと地上に降ります。
混雑が凄かったので、少し見て移動するつもりでいたのですが、引き込まれてしまい最後まで観てしまいました。
本当に良かったです。そしてお勧めです。

締めのフィッシュ&チップス

70代の母と関西万博を満喫!万博を楽しく周る実体験レポートと疲れ対策

水上ショーの余韻に浸りながら歩いていると英国館の前で母が
「ご飯食べていこう」と言い出します。

え?ポルトガル館で食べたからお腹空いてないんだけど…。
と思ったのですが、すっかり食が細くなった母が「食べたい」と言う滅多にない機会。寄って行く事にします。

閉店時間に近いので、テイクアウトのみ。(外に出ているテーブルとイスは使えます。)
料理もフィッシュ&チップスだけとなっていました。

本場のフィッシュ&チップスならぜひ!
と迷わず注文。ドリンクも紅茶をお願いしました。

太めのポテトフライの上にフリッターの様な衣に包まれた白身魚がドーンと乗っていて迫力しかありません。

シンプルな料理ですが美味しい!そして大きい!
空腹であれば、と悔やまれて仕方ありません。最終的には詰め込むように美味しく頂きました。

念願の大屋根リングを余す所なく堪能

0代の母と関西万博を満喫!万博を楽しく周る実体験レポートと疲れ対策

大満腹の大満足になったところで、混む前に帰りましょうと大屋根リングから東ゲートに向かう事にしました。

歩いて、万博のライトアップを楽しんで、写真撮って、ぺちゃくちゃと感想をお喋りしながら進んでいると突如始まったドローンショー。

0代の母と関西万博を満喫!万博を楽しく周る実体験レポートと疲れ対策

うわぁーテレビで見たのと同じだあー!と最後の最後にテンションが上がりまくります。
夜空に浮かぶ光のショー。花火とは違ったテクノロジー感があり、美しいけど不思議な感じ。
最後は東ゲートと西ゲートの方角を示して締めくくります。
最後の最後まで気が抜けない仕掛けが沢山。だからまた行きたくなるんだろうなぁーと感動しっぱなしでした。

大屋根リングをエスカレーターで降りたい。との母の強い要望で(なぜ?)、エスカレーターを探します。
実は私はエレベーターがある事を知りませんでした。
地図を調べるとちゃんと表示されています。

大屋根リングは2段になっているて、下のリングには所々上のリングの下を通れる通路が出てきます。
地図を頼りにその通路から大屋根リングの内部に入るとエレベーターや階段がありました!
隠し通路を見つけた勇者の気分でドキドキします。

見上げてばかりいた大屋根リングの内部を見下ろす事が出来るなんて、予想もしていなかったです。
そして組まれた木の中を滑る様に地上に降ります。楽しすぎる。

お家に帰るまでが遠足です。満員電車の苦行。

準備が9割!70代母と40代娘で行く大阪・関西万博

東ゲートに辿り着くと一斉に帰る時間になっていたので、すごい人混みになっていました

1回目に行った時に、目の前にある夢洲駅までの迂回路の長さ、なかなか進まない列、そして電車内の混み具合を経験していたので母には難しいだろうと判断し、人の波が引くまで出口近くのベンチで待つ事にしました。

少し休憩出来る時間が持てたのでゆっくりトイレに行ったり万博の余韻に浸ったりと待つのも悪くないなと思える時間でした。

そろそろかなと夢洲駅まで移動します。
実際歩き始めてみると予想以上の人混みで、母とはぐれかけたりしながら、無事に駅に到着。

電車も座るために一本見送ったので、列の前の方に並ぶ事ができ、今回は座って帰れるとホクホクしていました。

2列の右側に並んでいたので、
「入ったら右側のどこでも良いから空いてる席に座ってね。2席取らなくていいからね」と頼み準備万端!

到着した空っぽの電車に乗り込み、さあ右側の席を!と進もうとしたら、母が突然左に行くし、ウロウロしてクルクル回っているうちに満席。

えぇぇー!
もう一本遅らせても良かったのですが、人混みがすごくて降りる事が出来なかったので20分立って帰る事になりました。

あとで聞いてみると、右を見た時にうわぁーっと人が押し寄せて来たので咄嗟に左に行ったそうです。
なるほど、通勤ラッシュに慣れている私には当たり前の光景なのですが、確かに怖いかも。
やっぱり確実に座れたシャトルバスの方が良かったなあと少し後悔。

ただ元々は早めに帰る予定だったので、シャトルバスを予約していたらフィッシュ&チップスは食べれなかったし、大屋根リングのエレベーターは乗れなかった。ドローンショーも見れなかった。
なかなか難しい選択です。

まとめ

70代の母と関西万博を満喫!万博を楽しく周る実体験レポートと疲れ対策

2人とも大満足で終わった万博。暑さが和らいだらまた行ってみる?と話にも出ていますが、日に日に増えていく入場者に心が折れているのが現状です。

だからこそあの時に行っておいて良かった!と思えます。
10月の閉幕まであと少し。少し名残惜しいですね。

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この記事を書いた人

「ゆらり日々くらし」では高齢の両親が楽しく無理なく旅をするための準備や工夫、心がけを娘目線でご紹介しています。

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